注文方法まとめ

 

めっちゃ基礎的なことだけど、

忘れがちなので。。。

それじゃいってみよー

 

各証券会社ごとに、

名前は違うかもしれないけど、

主だった注文方法です。

 

 

 

注文までの速度が速いものから。

 

エクスプレス注文

 

メリット

最短で注文できる。

デメリット

成り行き注文の一種なので約定値にズレが生じる。

細かい条件付けができない。

 

注文の詳細を入力してる数秒の間の株価が動いてしまうような状況の時、

一刻も早い注文が求められる時に使用。

 

 

成り行き注文

 

メリット

瞬時に取引が成立する。

セット付きを使えば利確地点を指定できる。

デメリット

想定価格よりズレる。

 

エクスプレスと概要は同じ。

注文指定がつけられる分

約定までにかかる時間が少し多いのがデメリット。

 

使うメリットがあるとしたらセット付き。

今の価格で買って、

利確地点を入場時点で指定できる。

つまり、利確の出口は確実になる。

損切りの出口は設定できないことに注意。

 

 

 

指し値注文

 

メリット

指定した価格で買える。

 

デメリット

・指定した価格まで落ちないと約定しない。

・時間優先の原則が働く場合、

指定した価格になっても自分の番まで回らないことがある。

 

 

この価格まで落ちたら買おう。

この価格まで上がったら売ろう。

という時に使う。

為替の場合、

刺さったら約定しないはあり得ないが、

株の場合はあり得る。

板を見て約定しない可能性も考慮しなくてはいけない。

 

一般的な分類としては、

この価格で買いたい

👉指し値

早く買いたい・手放したい

👉成り行き

 

 

指値注文

 

メリット

・約定してから損切りラインを決められる。

・参加者が意識しているあるラインを超えたら約定できる。(ブレイク買い・売り)

デメリット

・トレンドの継続が起きる場合。一般的に理想とする注文とは真逆になる。

 

特徴

一般的に市場参加者は

安く買いたがり、高く売りたがる。

 

この注文方法はその逆。

今より高く買う。今より安く売る。

 

その分、有効的なシーンは限られる。

 

・買ってから下がってしまった場合に、

損切りラインを設定するとき。

(上がってしまって利確ラインを設定するときは指値)

 

・売ってから上がってしまった場合に、

損切りラインを設定するとき。

(下がってしまって利確ラインを設定するときは指値)

 

レジスタンスラインを超えたときのブレイク買い

 

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・サポートラインを割ったときのブレイク売り

 

想定される場面はこの程度。

 

 

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指値付き通常注文

 

「OCO注文」や「ツイン指値」と呼ぶこともある。

 

利確(高くなったら売りたい)と、

損切り(安くなったら売りたい)を同時に一つの注文で実行できる。

 

メリット

・利確と損切りを既に設定しているので相場を見なくても良い。

・出口として使う場合は、場合分けがあらかじめ決められているので不測の事態には陥らない。

 

デメリット

・入り口で使う時は高値掴み・底値売りになる危険性もある。

 

 

例、利確と損切りを同時にする場合

 

株価5,000円で100株買った銘柄が5,500円まで上昇。
株価6,000円になったら利益確定をしたいが、

相場はどちらに動くかわからない。

そういうときに逆指値付通常注文を使う。
たとえば、逆指値付通常注文で「指値注文6,000円、逆指値注文4,900円」の発注をする。

 

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そうすると画像のように

株価6,000円での利益確定(利益1,000円)を狙うと同時に、

予想に反して相場が急落した場合でも

4,900円で損切り(損失100円)できる。

つまり損失を最小限に抑えることができる。

 

もしも、通常の指値注文6,000円だけだった場合、上記のチャートだと4,500円まで下がっているので損失500円まで拡大していたことになります。

このように利益を狙いつつ、大きな損失を回避できるのが「逆指値付通常注文」

 

例、安く買いたいが買いのチャンスは逃したくない場合

 

順調に株価を伸ばしている銘柄があり、

なるべく安く買いたいので下値で指値注文をしたとする。

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しかし、上記画像のように指値注文まで下がらずに株価が上昇してしまうケースもある。
つまり、指値注文の場合は買いのチャンスを逃してしまう。

「なるべく安く買いたいけど、買いのチャンスは逃したくない」というときは逆指値付通常注文で買い注文を出す。
たとえば、逆指値付通常注文で「指値注文4,750円、逆指値注文5,150円」の発注。

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そうすると上記画像のように予想通りに下落した場合は指値4,750円で購入することができ、もしも予想に反してそのまま上昇してしまった場合でも5,150円で購入可能。
これで安く買えなかった場合でも、買いのチャンスを逃すことなく株を買うことができる。

 

指値付通常注文で買い注文を出すことで、

買いのチャンスを逃すことは無くなるが、

指値注文で買ったところが天井となって損をしてしまう可能性もある。

予想通りに株価が上昇すれば問題ないが、高値掴みのリスクもあることを忘れずに。

 

 

トレイリングストップ

 

トレイリング→追いかける。

 

高値安値に合わせて、逆指値注文をリアルタイムに自動修正する機能を追加した自動売買。

売りの場合であれば、「株価が下落した場合には逆指値で売却し、上昇した場合には売却する価格を自動的に切り上げ、株価の値上がりに追従する」ということが可能

 

メリット

 

勝ち確の状態で放置できる。

 

デメリット

 

押し目・戻りで執行されてしまう。

 

説明するより図を見れば一撃で分かるので、

文章は割愛。

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アイスバーグリザーブ注文は

板の読み合いがある株特有の注文方法だが

今回はめんどいので、スルー。

 

知らなくても利益は上げられるので。

 

以上。

 

自分の戦略に合わせて、

注文方法もこだわっていこう。