日々、変動しチェックするもの

勝つ人間の言葉。
〜環境認識・資金の流れの重要性〜


これをやったら儲かるなんて、ないんです。
まず全体を見てください、全体を。
あくまで市況全体を読み、投資先のセクターを決めることが先です。

売買代金・出来高・値上下のランキングを見て、その市場を牽引している銘柄をチェック。さらに米国市場、日経先物、為替、、全部見ることが大切です。

BNF

俺の場合は金の流れを見てる。これはびびりより優秀 例えばアメリカ国債を日銀がいくら買ったとか、日銀が買えば、シティーやSG、JPM、BACなどが金余り状態になってポートフォリオにしたがって株買ってくる。だから最近、絶対相場観(とは言っても的中率75%ぐらい)とか言ってちょうしにのって当たってる。んだと思う・・・

CIS

指数の種類

何を量っているか?の分類

コンポジット・インデックス(CI)
景気変動の大きさやテンポを測るための指数。景気拡大や景気後退の速度や程度を表す。

ディフュージョン・インデックス(DI)
景気拡張の動きによる各経済部門への波及度合いを測るための指数。経済指標のうち、景気拡大を示している指標の割合を表す。

いつ表しているか?の分類

・先行指数
👉実際の景気より数か月先行して動く指数で、景気の動きを予測する目的で利用される


・一致指数
👉景気にほぼ一致して動く指数で、景気の現状把握に利用される


・遅行指数
👉景気より数か月から半年程度遅行する指数で、事後的な確認に利用される

数値編

日経平均株価

👉日本全体の景気を表す指標

👉 日本経済新聞社が、東京証券取引所プライムに上場する約2,000銘柄のうちから、市場流動性(売買の活発さや安定度)の高い225銘柄を選定し、その株価をもとに算出する指数。
10月に225の選定と入れ替えが起きる。
単純に225の平均でないのは入れ替えによる連続性を守るため。

数値が大きく変動すると政府や中央銀行が介入する。そうなった場合、変化の影響は外国でも動きが波及する。

金価格

👉通貨の安全性を表す指標
👉 金を保有するメリットは、
あらゆるリスクに対して「守りの姿勢」を取れること。
自分の持つ資産価値の安全性を保証する為に
お金を捨ててゴールドを得る。
戦争や紛争、有事の際には世界的に見て
需要が高まるので買いが集まり急騰という流れが見える。

米国10年利回り

👉 10年後に満期が来て現金化できるタイプの国債の利率。

👉ローンや1年以上の定期預金の金利に影響を及ぼす。
この金利が上昇すれば日本でもあらゆる金利が比例して上昇。
下落すれば下落する傾向にある。
株価と利回りの上昇と下落の水準で
今、経済がどの局面にいるのか、
次の動向の予想も立てられる。


金利と株価と景気の相関関係

CPI(消費者物価指数)

Consumer Price Index
👉 全国の世帯が購入する各種の財・サービスの価格の平均的な変動を測定するもの
経済の体温計とも呼ばれる。
上昇が続けばインフレ
下落が続けばデフレ。
消費者物価指数は、全国の世帯が購入する各種の財・サービスの価格の平均的な変動を測定するもの。
各国中央銀行(銀行の銀行。金利の操作権を持つ)は緩やかなインフレ率を維持しようと努力
(金利を弄る)するので、
後述の中央銀行の動向に影響を与える。


PPIは先行指数で、CPIは遅行指数とされるが、
金利的な側面で見れば、
CPIも先行指数といえる。

動向編


影響が大きい順から。

FOMC

👉Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、米国の金融政策を決定する会合のこと。日本では、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、米国でそれに当たるもの。
FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利FF金利)の上げ下げなどの方針が発表される。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動する。

👉市場参加者の予想と違った場合
特に株価に大きな影響を与える。
後述するFRBの会合。

FRB

👉米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略称。米国の中央銀行
FRBは金融政策の実施を通して、米国の雇用の最大化、物価の安定化、適切な長期金利水準の維持を実現し、その結果として米国経済を活性化することを目標とする。日本でいうと、日本銀行のような役割を果たす機関。
世界市場の景気のバランスを取ることが出来る機関。ひとつではなく、米国では12個ある。

米雇用統計

👉 景気状況を探るうえで最も重要な経済指標のひとつ。
毎月第1金曜日に米国労働省から発表。
政府から最初に発表される前月の指標で、米国の景気の実体を表す最新の数値として、外国為替、株式、金利などのマーケットにも影響を与えるため、市場関係者が注目する。
中でも最も注目される数字は、非農業部門雇用者数、失業率、時間当たり賃金。
FRBがこれを見て今の雇用の状況を判断するため重要。

個別株編〜ミクロな視点〜

値上がり率ランキング上位銘柄

👉市場参加者の買いの需要量が分かる。
ここに入っている銘柄の上がった理由を分析する。大きなニュースや大発明の場合、
同セクターの銘柄に入っていた資金がその銘柄に流れ込む場合もある。
他には分類して
市場参加者の資金の流れの傾向を推察することも可能。
動向編、数値編に比べるとミクロな指標。
推察の具体例としては
同セクターの銘柄が多数入っている場合、
同じセクターの銘柄も連れ高で
上がる可能性がある。

PTS上位銘柄

👉PTS (proprietary trading system)
👉金融商品取引所を介さず有価証券を売買することが出来る電子取引システム。
簡単に言うと夜でも売買ができる株取引所。
9時〜15時の取引所が空いてない時間の出来高
値上がり、値下がり、出来高
のランキングを見て、
東証以外での市場参加者の資金の流れが分かる。
優先順位は低いが念の為記載。

まとめ

 


経済動向や政治、資金の流れは日々刻刻と変化する。
故に自分が今、どの時間軸のどの立場に立っていることを客観的に数値化、序列化して把握することは未来を予測する上で重要です。


私の知ってる
株に限らず、勝ててる側の投資家の人は皆、
全体を見てから個々の動きを見てるので、
全体を見ることはめちゃくちゃ大切なことです。

時間軸、資産の価値、流れているお金
を多角的に見て
比較、検討、推察する上で今回書いたこの記事が
勝つ為の一つの手段になれたら嬉しい。